↑※旋盤作業とバイトの用途についての参考図です。
●正面削り、段削り
バイトを切削物に直角にセットし中央から外周に向いて切削する正面削り。段削り分をケガキ、横送り分を切削し、手前に戻しながら段付加工します。

●中ぐり作業
穴径が大きい時は中ぐりバイトを使用し、穴径を所定の寸法まで切削します。内ネジ加工は、中ぐり加工の後、内ネジバイトでネジ切りします。

●丸棒削り(円筒)、溝削り
旋盤作業で最も使われる円筒切削。特定の個所に溝を入れる溝入れ切削、広い溝は、バイトの巾だけ削り、次にバイトをずらして削ります。


●旋盤による穴あけ作業
工作物を三爪チャックで保持し、ドリルチャックは心押台にセットし、ドリルで工作物の端面に穴あけします。センタードリルのセンター穴あけも同様です。

●テーパー(勾配)削り
テーパー削りのときは、旋回刃物台を往復台に付け、角度を設定して削ります。この刃物台を使うときは6mm角のバイトを使用します。この旋回刃物台は、通常旋盤作業にも使用できます。
穴あけ作業
テーパー
●外ネジ切り作業
ギアの交換のみで30種類の異なったピッチのネジが切れ、工作範囲がぐんと広がります。

●内ネジ切り作業
ドリルで穴あけ後、中ぐりバイトで所定の寸法まで切削してから内ネジ加工します。
 
●フライス盤
 フライス作業は旋盤と異なり、加工物は固定、工具は回転します。適切な工具により色々な加工が可能です。
フライス・ボール盤作業は、縦軸の主軸に取付けたドリルチャックに各種のフライス工具、ドリルなどをつけ、材料の保持には、万力、ミーリングテーブル、またTナットを使用すれば、三爪チャック、面板も利用できます。

●精密ボール盤
往復台の目盛で寸法精度の高い穴あけができます。
フライス加工
ボール盤加工

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